
▼以前はペーパー&ウエスというウエス・古布の業界紙があったが、7~8年前に廃刊になった。ウエス・古布の業界団体はいくつかあるものの、古布全体の回収量や業者数を網羅したデータがないのが現状である。本紙は古布の全体像を把握するために調査しているが、貿易統計以外の数値はあくまで推測の域を出ない。
▼12年前の平成14年に経済産業省が調査した「古布リサイクルの現状」は、業界最大手と言われるナカノ(横浜市)が業界団体の協力を仰ぎ、全体像をまとめたもの。それによると古布の回収量は24万4,000トンで、集団回収量が14万4,000トン、行政回収量が4万3,000トン、工場から発生する事業系の回収量が5万7,000トン。これらは274社のボロ選別業者、30社の繊維原料商・ブローカーを経て、古着輸出業者(27社)、ウエス製造業者(400社)、反毛製造業者(100社)で再資源化されていると記されている。
▼12年経った現在、これらの全体像がどのように変化しているのか非常に興味がある。おそらくウエス製造業者は減少しているだろうし、古着輸出業者は増加しているだろう。様々な輸出業者の攻勢が強くなっている昨今、古布の業界団体が現状把握と情報発信を行うことも必要ではないか。
2011年06月27日【安田金属】広島市廿日市市の工業団地に8施設を展開
鉄スクラップから総合リサイクル業に発展
2008年02月11日【千葉県の古紙回収】
25万7千トンを回収、集団回収と分別収集で折半
首都圏では最も家庭ごみ有料化進み、半数の市で実施へ
2016年02月15日【古布】
昨年の輸出が過去最多の二十六万㌧
マレーシア牽引、輸出価格は弱含み
2006年05月08日【容器包装リサイクル】
今年度のPETボトルの落札価格、遂に有償に
平成12年のスタート時に比べて、紙とPETは暴落
高止まりのプラスチック、競争原理働かず
2018年07月02日【中国による古紙輸入規制の半年を振り返る】
輸入規制の強化から半年、米国品が狙い撃ち
大手に輸入ライセンス集中も再生パルプに照準
2018年12月10日
コラム「虎視」
ここ数年、明らかに新規の古紙ヤードの開設が減少した。古紙価格が史上最高値を更新しているにも関わらずである。その[...]
2018年12月10日
書評
ニューヨーク在住のエコノミストで、ニューズウィーク等のライターを務めたマルク・レビンソンが2007年に出版した[...]
2018年12月03日
コラム「虎視」
去る11月20日、東京で日中古紙セミナーが催された。約80名の製紙・古紙関係者を招聘し、中国の最新動向に関する[...]
2018年11月26日
コラム「虎視」
11月上旬と中旬に2回、中国を訪問した。11月上旬は、浙江省の山鷹紙業・嘉興工場を訪問後、福建省の廈門で行われ[...]