
▼以前はペーパー&ウエスというウエス・古布の業界紙があったが、7~8年前に廃刊になった。ウエス・古布の業界団体はいくつかあるものの、古布全体の回収量や業者数を網羅したデータがないのが現状である。本紙は古布の全体像を把握するために調査しているが、貿易統計以外の数値はあくまで推測の域を出ない。
▼12年前の平成14年に経済産業省が調査した「古布リサイクルの現状」は、業界最大手と言われるナカノ(横浜市)が業界団体の協力を仰ぎ、全体像をまとめたもの。それによると古布の回収量は24万4,000トンで、集団回収量が14万4,000トン、行政回収量が4万3,000トン、工場から発生する事業系の回収量が5万7,000トン。これらは274社のボロ選別業者、30社の繊維原料商・ブローカーを経て、古着輸出業者(27社)、ウエス製造業者(400社)、反毛製造業者(100社)で再資源化されていると記されている。
▼12年経った現在、これらの全体像がどのように変化しているのか非常に興味がある。おそらくウエス製造業者は減少しているだろうし、古着輸出業者は増加しているだろう。様々な輸出業者の攻勢が強くなっている昨今、古布の業界団体が現状把握と情報発信を行うことも必要ではないか。
2016年10月31日【輸出価格】
米国OCCは二一二ドルまで上昇
日本品は三品とも二〇〇ドル台に
2012年04月02日【米国の古紙】
昨年2,100万トンを輸出し、最多記録を更新
中国向けは68%、日本品との価格差拡がる
2009年10月05日【フジゲン】本格的な蛍光管リサイクル専用工場をオープン
ガラスtoガラス(パナソニック)でマテリアルリサイクル
2007年05月07日【ヤード業者】
企業数(大半は古紙専業者)は全国で1,100社足らず
ヤード数は1,600ヵ所を超える(関東地区に三割が集中)
今年もすでに9ヵ所で新ヤードが開設
2005年10月31日【北海紙管】
逝江省平湖市の紙管工場(05年3月営業運転)で開所式
工場敷地内に古紙・廃プラのヤードを建設
平湖市の営業許可を取得、12月にもオープン
2018年12月10日
コラム「虎視」
ここ数年、明らかに新規の古紙ヤードの開設が減少した。古紙価格が史上最高値を更新しているにも関わらずである。その[...]
2018年12月10日
書評
ニューヨーク在住のエコノミストで、ニューズウィーク等のライターを務めたマルク・レビンソンが2007年に出版した[...]
2018年12月03日
コラム「虎視」
去る11月20日、東京で日中古紙セミナーが催された。約80名の製紙・古紙関係者を招聘し、中国の最新動向に関する[...]
2018年11月26日
コラム「虎視」
11月上旬と中旬に2回、中国を訪問した。11月上旬は、浙江省の山鷹紙業・嘉興工場を訪問後、福建省の廈門で行われ[...]