
▼1970年代は、新聞古紙は主に板紙向けに使用されており、7割以上を占めていた。それがDIP(脱墨パルプ)設備の普及によって紙向け利用が増加。2000年には紙向けと板紙向けの比率は逆転し、紙向けが7割、板紙向けが3割となった。
▼雑誌古紙もその流れを継承。DIP設備の向上により、2000年前後から残本や雑誌の洋紙向け利用が拡大。これまでほとんど板紙向けだった雑誌・残本の紙向け消費が急増した。またこの消費用途拡大により、雑誌古紙の回収が促進され、問屋・メーカーともにプラスとなった。しかし6年から一転して減少。これは需給双方の問題で、①雑誌の発行部数が98年以降減少、②洋紙の生産量が減少、③雑誌の品7が雑がみ化、④禁忌品の混入が相次いだー等の問題があった。
▼国内消費が減少した日本の雑誌古紙を、上手く使っていたのが中国。欧米品より高品質で、上物よりも安価という理由からだ。しかし中国は今年からMIX古紙の輸入を禁止。現在は品質が高い一部を、OMGとして輸入するに留まる。既に昨年から、日本国内の雑誌古紙の回収率は低下。国内消費量はやや増加しているが、需給バランスが取れるほどではない。日本の雑誌はどこに向かうのか。
2016年10月31日【輸出価格】
米国OCCは二一二ドルまで上昇
日本品は三品とも二〇〇ドル台に
2011年12月05日【紙向け古紙消費】
消費を牽引した紙向け、4年連続でマイナスへ
過去3年で100万トン減、今年も60万トン減か
今後は板紙向けが古紙消費の牽引役になる
2009年04月20日古紙問屋大手3社(大本紙料、宮崎、北海紙管)が業務提携を結ぶ
狙いは経営基盤の強化ときめ細かいサービス
回収エリアは北海道から九州まで網羅
2006年09月18日【SCAパッケージング】
外装ライナーの坪量(1㎡当たりの重量)は105~180グラム
日本に比べて欧州での薄物化、急速に普及へ
2016年09月05日【月別の需給ギャップ】
回収は四月、消費は十月がピーク
需給が緩む上半期は輸出量が増加
2018年12月10日
コラム「虎視」
ここ数年、明らかに新規の古紙ヤードの開設が減少した。古紙価格が史上最高値を更新しているにも関わらずである。その[...]
2018年12月10日
書評
ニューヨーク在住のエコノミストで、ニューズウィーク等のライターを務めたマルク・レビンソンが2007年に出版した[...]
2018年12月03日
コラム「虎視」
去る11月20日、東京で日中古紙セミナーが催された。約80名の製紙・古紙関係者を招聘し、中国の最新動向に関する[...]
2018年11月26日
コラム「虎視」
11月上旬と中旬に2回、中国を訪問した。11月上旬は、浙江省の山鷹紙業・嘉興工場を訪問後、福建省の廈門で行われ[...]